みうら堂はり灸院には更年期の患者さまが多く来院されています。
お話をしていて更年期 = 更年期障害
と思われている方がとても多いと感じています。
これは
”更年期”という言葉にマイナスのイメージが着いているということだと思います。
”更年期”とは閉経前後の各5年個人差もありますが、
一般的には40代後半から50代前半の約10年間を指します。
”更年期障害”とは”、
更年期”に現れる様々な症状(更年期症状)が『重く日常生活に支障をきたす状態』
である場合が”更年期障害”と定義されています。
つまり
更年期だからと言って、必ず更年期障害が起こると言うことではありません。
どんなことが体で起こっているのか?
どうすればいいのか?
情報がないことで不安が大きくなり、心配がストレスになり、症状を悪化させる原因にもなりかねません。
正しい知識を持って、心構えや生活習慣の見直しなど、自分でできることが増えれば症状の緩和にもつながります!
誰にでも訪れる”更年期”です。
かくいう私にもやってきました〜^^;
からだに現れる変化もひしひしと感じている真っ最中です。
ちょっとした工夫や気持ちの持ち方で、お年頃の心身の変化をと受け止めつつ
少しの抵抗も試みながら、穏やかに緩やかな坂を下れたらいいなと思っております。

鍼灸治療おかげでしょうか
今のところ”更年期障害”と言われるほどの症状に悩まされることはありません。
お年頃の同世代の患者さまにも同じように”穏やかに緩やかな坂道”を下れるお手伝いを
鍼灸治療を通じてさせていただいております。

人生100年時代と言われる中で考えると、まだ折り返し地点です。先は長いです。

更年期はこの先のQOL(人生の質)がどうなるかの分岐点と言っても過言ではありません。
これまで仕事のことや家のことなど自分のことは後回しにしてがんばってきた方ほど急激に調子が

落ちることが多い様です。
人間は精神と身体でできていますが
多くの方が精神の方を優先して、自分のものだからと身体を酷使をする傾向があります。
少し症状がでたりする体からの小さなSOSを”この位大丈夫”と無視し続けた結果
身体が「いい加減にして!」「もっと大事に使いなさいいよ!」と
ストライキを起こし、無理やり休息をさせようとするため
急に身体の一部が動かせなくなったり、強い痛みがでたりすると考えます。
患者さまで「急に症状が出た」とおっしゃっている場合でも
詳しく話を聞いていくと、以前から兆候が出ていて「急に」ではないことがよくあります。
症状は早めにケアすることで長引かず、早く回復することができます。
とくに更年期は今まで大丈夫だったからが通用しなくなる時期でもあります。
ここでケアをするかどうかで大きく変わります。
どうか自分の身体をいたわりながら大切に使って下さい。
そして、たまには人の手も借りて下さい。
つらい症状があればぜひご相談下さい。
更年期の伴走者として体調管理をサポートいたします!
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