24節気「立冬」|冬の気配を感じはじめるころ

立冬 24節気

季節は「立冬(りっとう)」。

暦の上では、いよいよ冬の始まりです。

とはいえ、東京では木々が少しずつ色づき、紅葉もこれからが楽しみな季節。

日中の日差しにはまだ暖かさが残りますが、朝晩の空気はひんやりと冷たくなり、日が暮れるのもずいぶん早くなりました。

秋の深まりを楽しみながら、少しずつ冬の気配を感じるころです。

東洋医学では

冬は「腎」と関わりの深い季節と考えます。

ここでいう「腎」は、西洋医学の腎臓だけを指すのではなく、成長や発育、生殖、生命活動を支える働きなどに関わる、東洋医学独自の概念です。

冬の養生で大切にされているのが「蔵(ぞう)」という考え方。

自然界の草木が活動を静め、春に向けて力を蓄えるように、人もエネルギーを消耗しすぎず、休息を大切にする季節とされています。

忙しい毎日の中でも、十分な睡眠をとり、疲れをため込まないように心がけたいですね。

この時期に増えやすい不調

立冬のころは、こんな不調が気になりやすくなります。

  • 手足や腰まわりの冷え
  • 首や肩のこり、筋肉のこわばり
  • 腰や膝などの痛み
  • 冷えによる胃腸の不調
  • 疲れが抜けにくい、朝起きづらい
  • 肌やのどの乾燥

寒さが増すと、体温を保つために皮膚の血管が収縮し、手足が冷えやすくなります。

また、日照時間が短くなることで、睡眠や生活リズムにも変化が生じることがあります。

寒さに慣れていくこの時期は、からだの変化に目を向けながら、無理なく過ごしましょう。

立冬の食養生

湯気の立つ鍋物や具だくさんの汁物が、うれしくなる季節です。
長ねぎ、里芋、白菜など、秋から冬においしさを増す食材が食卓に並びます。
この時期におすすめの食材をご紹介します。

◯長ねぎ

秋から冬にかけておいしくなる長ねぎ。香り成分の硫黄化合物や、葉の緑色部分にはβカロテンなどが含まれています。
東洋医学では、からだを温め、寒さを散らす食材とされています。

◯里芋

秋から冬が旬の里芋。炭水化物を含み、からだを動かすエネルギー源になります。カリウムや食物繊維も含まれています。
東洋医学では、胃腸の働きを助ける食材と考えられています。

◯黒ごま

脂質やカルシウム、鉄などを含む黒ごま。
東洋医学では、腎を補い、からだに潤いを与える食材として親しまれています。すりごまにして料理に加えると取り入れやすくなります。

◯白菜

寒くなるにつれておいしさが増す白菜。水分が多く、ビタミンCやカリウムなどを含みます。
東洋医学では、余分な熱を冷まし、潤いを補う食材とされています。

立冬の生活養生

この時期に意識したいのは、「休息を十分にとること」です。

冬は日が短くなり、朝晩の冷え込みも強くなっていきます。

夜更かしを控え、睡眠時間を確保することは、疲労回復や体調管理の基本です。

また、寒いからといって動かずにいると、筋肉がこわばりやすくなることも。

日中の暖かい時間に散歩をしたり、軽くストレッチをしたりして、無理のない範囲でからだを動かしましょう。

東洋医学では、冬は活動と休息のバランスを大切にし、力を蓄える季節と考えます。

頑張ることだけでなく、しっかり休むことも、冬を健やかに過ごすための大切な養生です。


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冬に向けて、自然界は少しずつ静かな季節へと向かっていきます。

ときには歩みを少しゆるめて、
これからの寒い季節を元気に過ごすために、今は少し、力を蓄えておきたいですね。


🌿 ゆるみからのひとこと

富士山も白い帽子をかぶったね🗻
そろそろ、ぬくぬくの準備をしよう♪


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